薬か東洋医学どちらかを選らばいといけないのか?

 

「薬をのんでいると、漢方や鍼灸の効き目が悪くなりますか?」

 

よく聞かれる質問です。

 

関節リウマチの場合、ステロイドやリウマトレックス(メトトレキサート)、

抗リウマチ薬などの服用されている方も多く、

薬を飲むと漢方鍼灸の効果が減ると、思っている方が多くおられます。

 

 

また、自然療法を選ぶと薬が効かなくなると、

思っている方も多い。

 

薬を使う西洋医学か東洋医学、自然療法なのか

どちらか1つを選択しなければいけないのか?

 

そのような質問が非常に多い。

本当にどちらか一つを選らばなければいけないのでしょうか?

 

 

変形のリスクを受け入れる覚悟はありますか?

 

理想をいえば、薬なんか飲まずに鍼灸治療などで、

リウマチの症状を抑え、完治を目指したいところですが、

 

やはり薬を飲まずに完治を目指すことは、

色々と難しい問題があります。

 

例えば、関節の変形するリスクが高くなり、

痛みに耐えないといけません。

 

一度、破壊された関節はもう、もとには戻りません。

 

関節は再生するということを言っているサイトなどありますが、

確かにある程度は再生します。

動かなかった手首や肘の関節が動くようになった方も、

当院にはおられます。

 

下の写真の方は、10年近く動きませんでしたが、、

完全ではありませんが、足首の関節が動けるようになり、

杖なしで歩けています。

 

患者さんの症状写真 028.JPG

 

しかし、スワンネック変形、オペラグラスハンド変形など、完全に破壊された

手の指が再生されることはありません。


痛みで自然治癒能力が落ちる

 

痛みに耐えることで、自然治癒能力は下がります。

痛みが現れると気持はどうなりますか?

 

不安になりませんか? 落ち込みませんか? 悲観的になりませんか?

 

a0002_004055.jpg

 

こんな気持が続いて、リウマチを治すための自然治癒能力が、

発動するわけがありません。

痛みが続くと、頭、脳に痛みが記憶されてなかなか取れなくなります。

 

痛みが続くと、ますます自然治癒能力は落ちていきます。

 

CRP(炎症反応)が高い方は、まずは炎症を抑える必要があります。

薬の力を一時的にではありますが、使うことも必要です。

 

そもそも薬は自然治癒能力がないと効きません

 

そもそも多くの薬は自然治癒能力がないと効きません。 

自然治癒能力が弱ければ薬をいつまでも飲み続けなければなりません。

 

薬を飲んで症状が治まると、薬が効いたと思いがちですが、

実際は薬とその人の自然治癒力が協力をして、

病気を治したと考えるのが自然な考えです。

 

薬の効果を最大に発揮するには、最低限の自然治癒能力が必要です。

薬が効かない方は、この自然治癒能力がないので、薬が効かないわけです。 

 

痛み止め(ロキソニン、セレコックス)、ステロイド (プレドニン、プレドニゾロン)、

MTX(リウマトレックス、メトレート、メトトレキサート)、生物学的製剤

                  

          飲んでいるが効果がない、効かない方 

                

    最低限の自然治癒能力がない状態です。 まずは薬が効く身体作りが必要。

 

 

 085.JPG

 

統合的な治療でリウマチを克服

 

どうしても薬を使わずに自然治癒力で克服したいという方には、

鍼灸治療だけではなく、自然療法のアドバイスをさして頂きます。

 

しかし、炎症反応や骨破壊の数値が高い方は痛みに耐えて、

関節が変形する可能性もあります。

 

私は、できるだけ辛い思いをせずに、

リウマチを克服する方法をオススメします。

 

それは薬との併用です。

 

 薬は使い方。

いつかは服用を止めるべきです。

 

鍼灸治療と薬を併用して少ない量の薬で効く身体にしながら、

リウマチ治療をすればいいのです。

 

 症状が改善すれば、徐々に服用を減らせばいいかと思います。

(もちろん医師と相談しながら)

  

鍼灸治療を併用すれ、少ない量の薬で効果もでて、

薬の副作用を軽減することができます。

 

また、リウマチを克服するための自己治癒能力を上げることもできます。

  

薬だけではなく鍼灸治療を併用することで、

薬だけの治療よりも効果は上がります。

リウマチの数値や腫れ痛みも取れて、

 

医師から薬を飲まなくてもいいと言われた方は、

当院には何人もいます。

 

薬が進歩で、リウマチにより関節変形をする方が減ったのは事実です。

現代医学を全否定するのではなく、統合的な治療をするべきです。

 

すべて自然、天然がいいというものではありません。

状態によって西洋医学、薬の力も使わなければいけない方もおられます。 

 

 

薬だけではなく、東洋医学鍼灸治療を使いながら、一緒に頑張りませんか?

 

r184.JPG