目次
患者
50代 女性
症状と来院理由
高熱が3~4日続いた後、手の指の関節に痛みが出だす。
病院で検査受けた結果、リウマチと診断される。
MTX(リウマトレックス)を8ミリ処方される。
薬を服用すると、気分が悪くなるため、
何か他に治療法がないかと探し当院を受診する。
鍼治療と目標、指導
10年以上前に、胆のうと脾臓を全摘、膵臓は3分の1切除したから胃腸の調子が悪くなる、特に疲れがたまると胃痛が頻繁に起きるようになった。
自律神経を整え、胃腸の反射ポイントに鍼治療を行い、内臓機能の活性化を目指すことで、解毒機能を高める。
MTXも体に合わない可能性があるため、鍼治療と薬の併用で、リウマチをよくして、MTXを飲まなくてもいい状態を目指す。
首のこりと肩のこり バネ指もあるため同時に治療を行う。
考察
鍼治療を続けて1年ほどで、関節の痛みも落ち着いた。
症状も安定しているため主治医の判断により、MTXの服用を一度終了して様子を診てみようということになる。
リウマチのすべての薬を飲まなくなって6年経過するが、今もリウマチの症状は一切でていない。
リウマチがよくなっても本人の希望により健康維持のため週に1回の鍼治療を続けている。