リウマチ専門医との接し方

最近、来院された新規の患者さん。

リウマチを発症されて1か月。CRPは2,12かなり高い。MMP-3は検査のデータはなし。

痛みも強く、家事、育児がまったくできない。歩くのも辛い状態だという。

30代の方はリウマチの症状が比較的強く出るケースが多い。

日常生活にも影響がでてくることを、QOL(クオリティーオブライフ)の低下といいます。QOLが低下し、痛みで日常生活に支障がでれば多くの医師はステロイド剤を出します。ステロイドは痛みにかなり効きます。

患者さんの中にはステロイドを処方されていても、副作用の恐怖感から飲まない方もいます。

確かにステロイドの使い過ぎは危険です。いつかは止めないといけない薬です。

しかしステロイド薬自体は何も悪くありません。問題があるとすれば使い方。

間違った使い方に問題があります。ステロイドはよく効く薬ですが、こればかりに頼るのはいけません。
最近では、痛みを我慢させない方向になります。なぜなら、痛みが続けば慢性化して、痛みが取れにくくなるからです。

今回、来院された新規の患者さんは、QOLは低下しているわけですから痛みをまず止めてあげないといけない。しかし、なぜか痛みを止める薬は処方されていない。

次回の診察日まで3週間あるため至急、病院に電話して診てもらうように話しをしました。

あと、今まで1度もMMP-3が出ていないので、こちらも医師に確認してもらうように話しをしました。

いきなりステロイドを出し欲しいでは、医師も困ります。

まず、自分の今の現状を話し、どこが一番辛くそれによって何が起きていて生活にどんな支障がでているのかをかんたんにまとめて、話しをしないといけません。

今回、この患者に色々医師との接し方や医師への質問のやり方をアドバイス。

医師に経緯、どのような時に痛みで辛いか話したそうです。ステロイドが処方されました。今まで担当していた医師ではない医師が診察をしてくれたそうです。

教えた通りに医師に質問して症状を訴えると、色々と医師からアドバイスを貰うことができたそうです。
保険診療では、3分、5分しか時間を取ることができません。その中で、いかに、自分の状態を医師に伝えるか少しコツが必要です。

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当院は、東京大学大学医学部付属病院リハビリテーション部鍼灸部門からの推薦を受けている鍼灸院です。

東京大学医学部附属病院リハビリテーション部物理療法(鍼灸)部門

『東洋医学×現代医学』2つの医学の考え方を合わせた鍼灸院です。

鍼灸経験20年以上の実績

病院勤務10年の鍼灸治療の経験

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この記事を書いた人

学生時代から鍼灸整骨院にて修行。
医療法人孝至会みのりクリニック内の東洋医学・リハビリ科にて、10年間勤務し、主任を経て大阪府江坂駅前にて鍼灸治療院を開院。

【資格】
・国家資格 (はり師・きゅう師)
・日本メンタルヘルス協会
認定基礎心理カウンセラー取得
・日本メンタルヘルス協会
公認心理カウンセラー資格取得

【所属団体】
・一般社団法人全国鍼灸マッサージ協会 会員

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