箕面で紅葉と古本

土曜日は祝日で当院はお休み。
会社員の人なら土曜日は休みなので、いつも同じ土曜日ですね。

病院勤務の人は、貴重な連休だったと思います。
間違って病院に行った人も今回の祝日は多かったのではなうでしょうかね。

そんな連休、家でダラダラするのももったいないので、箕面に紅葉を見に行きました。

 

 

 

 

 

 

子供が小さいと時なら家族で行ったのですが、子供たちは期末試験の勉強、嫁さんはスポーツジムに行くとのことなので、一人で行くことにしました。

箕面に行く目的は紅葉以外に、もう一つあります。
それは滝道にある「ひなたブック」に行くことです。

ここはカフェの中に古本があるお店です。

去年までは、1,2階ともに古本を置いていたのですが、今では1階の一部のスペースのみで絵本の販売がメインになりました。

 

 

 

 

 

 

店内はおしゃれな雰囲気で居心地がよいのはもちろんのことですが、置いてある古本のセンスがとてもいい!

4冊購入しました。

「書斎の宇宙 文学者の愛した机と文具」と泉鏡花などなど。
店内で地ビールを飲みながらお店の人と古本話。

 

 

 

 

 

 

昨年来た時は、2階も古本でしたが今は絵本の販売になり古本は2号店の京都に。
箕面に来た時の楽しみの1つになっていただけに残念です。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、昨年購入した古本の一部。
色川武大と田中小実昌と文芸怪談実話(ちくま文庫)が販売していたのは胸熱ですな。

色川武大なんか、20代から30代の会社員にはおすすめ本です。
「うらおもて人生禄」は名著だと思います。

世の中、失敗しない方法、どうすれば成功するのか書かれた本は多いのですが、この本は失敗してもよいと書かれています。

特に好きな部分はこの2つ。

・人生は9勝6敗のスタンス。
・好きなことから道を探すのでなく、嫌なこと探しから始めて道を探し手に職をつけていくこと。

ぼくは22歳の時に、軽いウツ病になりましたが、その時考えたことは嫌いなこと探しでした。その時は色川武大を知りませんでしたが、仕事で絶対にやりたくないことを考えノートに書いていました。

人間、好きなこと探しよりも、ネガティブな嫌いなことの方がイメージが湧き上がるものです。
嫌いなこと、やりたくないことを書きだすと、スラスラ書くことができます。

もちろん、好きなことでも辛く大変なことはありますが、好きだからこそ継続ができるわけです。

「なにもかもうまくいくわけじゃないんだから、なにもかもうまくいかせようとするのは、技術的にまちがった考え方だ」

「プロは持続を旨とすべし、ということ」

「ピークからすぐにスランプに移行するわけじゃないんだ。スランプは、ピークのときに勢いあまってフォームを崩すことから次第にやってくるんだ」

「思いこみやいいかげんな概念を捨ててしまってね、あとに残った、どうしてもこれだけは捨てられないぞ、と思う大切なこと。これだけ守っていればなんとか生きていかれる原理原則、それがフォームなんだ」

など、いいこと書かれています。

ひなたブックさん、絵本販売をメインにしてから購入するお客さんが増えたよう見えます。

大人は本を読みませんからね。
スマホばかりですから。

いい本、いっぱいあるのに。
もったいない。

 

 

ひなたブックさんを出てから、少しブラブラ歩きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りは、旧箕面スパーガーデン、今は大江戸温泉に行きました。
夕方5時からは、入浴料金が格安になるからです。

 

大江戸温泉の入り口の展望台からの景色。

 

 

 

 

 

 

夕方でしたが、何かなんだか分からない写真になってしまいました。

 

 

 

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